作ったのは携帯の基地局ってことか。なるほど、これは単なる無線通信機じゃなくて携帯だ。とんでもねぇ。
CaWO4(タングステン酸カルシウム) + NaOH → NaWO4(タングステン酸ナトリウム) + CaCl2 → CaWO4 + HCl → H2WO4(タングステン酸) + NH3(アンモニア) → "(NH4)(H2W12O42)・4H2O"(パラタングステン酸アンモニウム) + HCl + NH3 → WO3(三酸化タングステン)
↑略式だけど、これでタングステン鉱石から三酸化タングステン(タングステン歯磨き粉w)が得られる。ここからさらに高温で水素に反応させれば純粋な金属タングステン(W)が得られる。大変な化学精錬工程。
さらに、ヒックマンポンプはガラス製の拡散ポンプ(真空を作るポンプ)だけど、熟練のガラス職人がいれば手作業でも作れるので、戦前の日本でも使われていた。
フェノール樹脂の合成も手作りするのは気が遠くなるw 夏休みの自由研究にいかが?(無理ゲー)
石炭ストーブとかもう産業革命期レベル……。
マンガン電池作りのおにぎりラップは草。視聴者を飽きさせない良い演出。亜鉛が負極材(海苔)、二酸化マンガンが正極材(おにぎり)、電流を集める炭素棒(おにぎりの具)とセパレータ(絶縁体)の組み合わせでマンガン電池になる。
ロッシェル塩は酒石酸カリウムナトリウム。クリスタルマイクの圧電素子になる。戦中の日本では海軍の要請でロッシェル塩を得るためにワイン作りしてたとか。
どれも理屈は分かっても作れる気がしねぇw
カセキ爺さんが居なかったら完全に詰んでたよね。