なによりもまず、声優4人でこの80分間をつくりあげてるの驚異としか言いようがない。
三部作完結、終わってみればあっというま。
キスショットが果てしなくとめどなく美しく描かれていて、嬉しくなってしまった。
翼と暦のおっぱいシーンは爽快感があってめちゃくちゃよかった、歴史に残る名シーンなんじゃないかと思う。触ると怒られずに済んで、触らないと怒られるって構図になってたの笑っちゃう。
神谷さんが「肺が破れてもいいと思った」と語った忍野に助けを求める絶叫シーン、壮絶だった。
暦の圧倒的に偽善者なところが徹底して描き切られてるのもよかった。全員が不幸になっているのに、鑑賞後に妙にすっきりした心地よさが残るのはなんでだろう。
「嫌気がさしたらいつでもおいで」
「嫌気なんかさすわけない、好きでやってるんだから」
うろ覚えだけど、とても印象に残った最後の忍野と暦のやりとり。
1年間楽しみにしてきたシリーズ、もう終わっちゃうのか寂しいなあと思ったけれど、物語はここから始まっているんだな。