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とても良い

 公式から過激な表現に注意してくださいといった趣旨の警告がなされていた。グロいとかではなく容赦ないなというのが率直な感想だった。さすがにイレイナも堪えた様子。結局エステルはセレナを殺してしまったけど、それで解決だったのだろうか。あの精神状態じゃ、あの場で殺すしか選択肢はなかったのかもしれないけど。
 セレナは家庭環境がひどく精神が異常になってしまうのはしかたのにこと(殺人を許容することはできないが)。エステルは親友だと思ってたセレナは自分の手で殺してしまった苦しみから解放されるのに加え、親友を善良な存在にしたいという思いで過去へ戻ったのに、実は元からセレナが殺人狂だったことにひどく絶望していた。イレイナは、なにも知らない人から見れば誰もが呆然としてしまうような場面に遭遇してしまった。誰も咎めることができず、これまで以上にすごくモヤモヤする話だった。なんとも言えない気持ちになった。自分が彼女らの立場だったらどうするだろう。そしてどうするのが正解だろう。なかなか堪えが出せないのも、このもどかしさの原因かもしれない。これからイレイナはどうするんだろう。簡単に首を突っ込むのをやめるんだろうか。



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