期待どおりの神回。
冒頭の機能停止したメタビーの悲壮感がやばい。
ひどい試合内容に怒るコウジ。
その怒りの理由が「決勝に残れなかった選手に失礼だ」というあたり、私の中で彼への好感度が一気にアップします。
トロフィーを預かるだけで、イッキにリターンマッチのチャンスを与えるあたり、本当にいい男です。
男が泣いていい三つの時の話。
一見するとギャグですが、ちょっと深くていい話でもあります。
そう、男は人生で何度も小指をタンスの角にぶつけるのです。
メダロットのいいところ、それは大人がちゃんと大人らしくしているところです。
ヒヨコ売りはギャグを交えつつ、イッキにやるべきことを示し、イッキママは学校をサボることを咎めず、逆に学校へ密かに連絡をしてくれる、ヒカル兄ちゃんも先代主人公らしい活躍を見せてくれます。
こういう大人がしっかりした作品は好きですね。
しっかりしてない大人はギャグとしておもしろいですが、見続けると少ししんどい。
コウジとのリターンマッチでは、まさかの両者両腕破損により、前回のロボトルと同じ流れに。
そこへ引き分けを提案するコウジ。
しかしイッキはその先を行き、見事作戦勝ちしました。
イッキの無鉄砲さに驚きつつ、自身の敗因を飲み込むコウジは本当にいい男。
今回もとてもいい内容でした。
次回からはいよいよロクショウが登場!
これは期待してしまいますね。
それとオマケで一言。
カリンちゃんのぽややんとした感じ、今見るとすごくかわいく感じるのがふしぎ。