よりもいを二十年くらい先取りした南極回。
冒頭で動物園に行くイッキ&アリカ組を見て「忍者回と比べておだやかな二人だこと……」となんとなく思ったり。
大人につまみ出される少年を見ると、なぜかカードキャプターさくらの美術館回を思い出します。
ペンギンを南極へ連れて行くため、ミッションスタート!……な流れだけれど、カリンちゃんの用意した衣装があまりに性癖というかアレな感じでいい。
今回一番キャラが強くなったのはカリンちゃんな気がします。
で、キャラが濃くなったのは間違いなくサケカースさま。
やたら凝った作画でバスを追うシーンには腹を抱えて笑いました。
あと『完全に理解した』の天丼ネタもなかなかいい。
ちゃんと三回目はオチが変わるあたりも秀逸。
それにしても、まさか本当に少年がピンゲンとお別れしてエンドだとは予想してなかったので、驚きました。
夜逃げ一家回もシビアな終わり方だったし、意外とメダロットってそういうところキッパリ描きますよね。
友と別れ、涙する少年。
そんな少年をなぐさめるカリン&アリカの姿になんとなくおねショタ味を感じてしまうのは、自分が汚れた大人(というよりオッサン)だからでしょう。
次回はいよいよメダロット博士登場回想。
話数ももうじき折り返しだし、シリアス要素にも期待です。