平沢姉妹のクリスマス回。
今回も『ありふれた日常』を描きながら、しっかり物語として成立させているあたりに感銘を受けました。
冒頭で語られる憂のホワイトクリスマスの思い出。
憂からしたら、唯が親に叱られることがわかってて、自分のためにホワイトクリスマスを演出してくれたのですから、忘れられない思い出になったでしょう。
でも唯はその思い出を覚えてない=唯にとって憂のために行動することは当然のこと……という思考が伺え、とても尊い気持ちになりました。
また今回は各キャラクターが深堀りされ、中でもサワちゃん先生が目立っていましたね。
今までのおしとやかキャラなメッキが剥がれ、作中でも屈指の暴走キャラになってました。
(なんとなくイメージでは律が暴走キャラなイメージがありましたが、見返すと律って結構バランス感覚が良いんですよね。よく周りを見てるし、空気が重くなれば自ら道化にもなれますし。さすが部長!)
クリスマス前に彼氏に振られて、生徒の家でやさぐれる教師……なかなかインパクトのある画でした。
声優さんの演技も破れかぶれ感がよく出ていて見事です。
次回からはもう二年生編が始まる様子。
ということはあのキャラもそろそろ登場ですね。
ますます面白くなりそうなので、これからも楽しみながら視聴を続けたいと思います。