・地球側の状況を整理し直した回
まさか事実上の『全滅』状態だったとは思わず、さすがに驚きが。
地球側は過去最高にまで追い詰められたわけですが、ここでチームラビッツによる戦況の大逆転=視聴者にとって最大のカタルシスへと繋がるわけですね。
チームラビッツ自体はほぼ敗北していない=視聴者にノンストレスな内容になっており、非常に巧みな流れです。
・主人公の苦悩と、視聴者のストレスを避けるための『開示』
主人公が苦悩する展開はどうしても必要ですが、視聴者にとってストレスにしかならないわけですね。
そこでたった一話で主人公の苦悩を仲間全員に『開示』し、ストレスを最小限に抑えるという、見事な手法が取られていました。
さらに一見主人公の悩みは打ち明けられたようで、実はその本質そのものは解決しておらず、次回以降に解決を持ち越すという流れも見事。
視聴者にストレスがないよう、本当によく考えられた脚本です。
・物語の核心がいよいよ明かされる……か?
今までのマジェスティックプリンスはロボットもののジャンルの中で面白い話を作るというスタンスでした。
しかし敵側の設定などが明らかになることで、一気にありふれたロボットものから、マジェスティックプリンスと言う名のオリジナリティあふれる作品になる予感がビンビンしてます。
果たしてどんな設定であっと言わせるのか、期待です。
(オマケ)オープニング映像で主人公のヘルメットに映る光=人が死んだ証、ヒーローになるとは
宇宙で爆発がある=人が死んでるということですが、それを見ている主人公は何を思うのか。
主人公の夢見るヒーローになるには、たくさんの屍を乗り越えていかなければなりません。
このあたりヒーローという存在にもどう答えを出すのか、これもまた期待です。