・まだ幼児の下着が見えるのが『健康的』とされた時代のお話→何度も出てくる逆立ちポーズの魅力
この頃はまだ下着が見える=いやらしいじゃなかったんですよね。
ミミ子が取る逆立ちのポーズはインパクト抜群で、なにより見ているとこっちまで元気が出てきます!
・ひとりでも大丈夫だと言い張るミミ子→お父さんと子どもができて大喜び!
おばあさんと別れる時、ミミ子はひたりでも大丈夫だと強がっているんですよね。
でもパパンダとパンという家族ができると大喜び!
やっぱり家族を欲していたんだなと、少し目に涙が浮かびました。
・川にみんなで飛びこむシーンの宮崎駿らしさ→オチも気持ちいい!
カリオストロの城でクラリスに手を振る警察官や、千と千尋で千尋の『答え』に大はしゃぎするあちらの世界の住人たちみたいに、宮崎駿監督って『喜びのあまりハメを外す人々』を描くのが上手いですよね。
この作品の川に飛びこむシーンもとてもステキでした。
オチも動物園とミミ子、両方がハッピーになれるものでとてもいい落とし所だと思います。