「今の自分の存在が先人の行動によって成り立っており、自分がここに在ることは奇跡である」
という当たり前のことをくんちゃんによって再認識させられた。
話はくんちゃんが様々な人の記憶を見て成長していくというもの。子供ってこういう生き物なのかも
しれない。周りのものをどんどん吸収していく。ただそれには必ず誰かの手助けが必要で。
ラストの一人で自らの在る場所へ帰っていく姿には感動を覚えた。
全体的に話の意味を徐々に理解できていく構成で、外野からもくんちゃんと同じような気持ちで
冒険を楽しめた。いい映画でした。