今までで一番好きな話。
とても静かな話で、テキスト化するのはもったいない面白さと言える。故にこれ以降はすべて蛇足です。
ヤチヨサンはロボなので、普段はホテルの業務として声を出してるに過ぎないのでしょう。本来はロボ間でも声を出す必要は対してない。静寂に包まれた一日をポンコサンという『生き物』に「生きている感じがした」と評しているのがとても良い。
街を回ることで珍しく人類そのものと向き合っているヤチヨサンです。ヤチヨサンはオーナーだのホテルだのにはうるさいですが、正直人類そのものにはそこまで目が行っている気がしないのです。シャンプーハットで客入りが変わると思い込んでるし……。
すでに12話も見たうえで思うのですが、ヤチヨサンは最初はオーナーを待ち続けながら終わりたかったのではないかと思います。オーナーを待っているという、ただそれだけでよかった。それがポンコサンという存在のおかげで変わってきた。
今回のポンコサンによる強制休暇がなければ、劣化したパーツの代わりを探すこともなかったのではないかと、そんな気がしています。違っても知りません。
ひょっとしたら、ただオーナーを待つという状態は、ヤチヨサンにとって「生きている感じ」ではなかったのかもしれません。
だとすると、最終話に向けて良い繋ぎだったと思います。
ところで火を恐れない野生生物には何か壮大な意味があるのでしょうか。もう人類のいたころの環境ではないとかそういう。いや本当にありますか? ノリと雰囲気ですか? そういうところは、このアニメあまり信用していません。
関係ないけど、ヤチヨサンは同僚ロボ達の墓とか作らないところが好き。
ポンコサンは自分が来る前に動かなくなったロボの修理とか微塵も興味なさそうなところ(個人の妄想です)が好きで嫌い。