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普通 (3.8)

待ちに待った決着の時。
結局かける言葉は十分で、後はリンネの心次第ってとこだったんだなぁと、確かに。
始まったときから感情のぶつかり合いの殴り合いで、本当に見ていてつらい戦いだったけど、リンネの最高の一撃が決まってから、リンネの気持ちが変わり始めた。
結局リンネは認めたくなかった、認めちゃいけないと思ってたんだろうな、楽しいと思うことも、競技を好きになることも。
でも、結局のところ好きという気持ちは何物よりも強い感情で、そういう気持ちがないといつまでも強くなったとは認識できない、追い込むことしか出来ないから。
ヴィヴィオの投げかけも、フーカの言葉も、リンネの気づきにつながった。
おかえり、リンネ。

しかし、ジルもただ単純に練習を強いていただけでなく、強くなった先にはリンネが前を向いて笑ってくれるのではないか、と考えてはいたんだね。。。
なんだかんだ彼女は厳しい人であり、優しい人なんだろう。
結果として、ジルの気持ちも思いもリンネにはようやく届いたんだと思うわ。
ジル可愛いな本当、正直好き。



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