明示を舞台にしたW主人公の作品。欲張って描きたいもの詰め込んだ結果、結局何をしたかったのか分からない作品。
悲恋? 任侠? アクション? 異能力? 推理物? 歴史物? と複数ジャンルに色目を使って、結果迷ってる感じがする。
一人は許嫁を追って、一人は復讐のためのW主人公なんだけど、それも結局どちらの物語を描きたかったのだろうか。
特に終盤の決闘の結末は、何というか消化不良感が強い。せめてそこはガチっと決めておいて欲しかった。
別件で、終盤の隠れ里で養豚を飼ってたのが気になった(ex.アサクリの中世の豚)ので軽くググって調べました。
その結果、養豚は大久保利通が当時海外から導入した最新知識だったので、隠れ里にあるのは、やはり変なようです。
(大久保利通が、隠れ里を管理しているとかなら別かもしれませんが)