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とても良い

咲太にとってはかえでと二年過ごした記憶があるんだもんなあ。
そりゃ割り切れるはずもない。
かといって花楓の前で泣くわけにもいかない。花楓もやっぱり妹だし。
そんなとき現れるのが翔子さんだったりするのはなにか謎がありそう。

そんな翔子さんに日記音読されてかえでの想いを知るシーンはとても感動した。
かえでの想いも、いなくなって辛いことも全部受け止めなさいという言葉すごくよい。
でも一方で麻衣さんがちょっと傷ついちゃったの悲しみ。
確かに大事な人が支えを必要としてる時にその支えになれないのって辛いよね。
でもちょっと励みを受けてすぐに行動する咲太と、その行動を見てちゃんと素直に気持ちを言葉にする麻衣さんすごくよかった。
それにかえでの想いが日記を通して少しでも花楓に伝わったようで嬉しい。

最終回だけど作品全体としての終わりというふうでもなく、これまでと同じようにエピソードの一つの終わりという感じで、これからも咲太は思春期症候群に関する話に巻き込まれていくのだろうと思える終わりがいい感じ。
咲太が空気読まずに周囲の人の悩みとかに向き合って行動する様はすっごくかっこよかったし、麻衣さんとのいちゃいちゃもすごくよかったです。
話のテンポもよくて、一気に引き込まれるストーリーは本当に素晴らしかった。



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