米澤穂信が送る小市民シリーズ秋季・冬季、堂々完結。 春の短編から盛り上がって夏で大きい問題にあたる構成だったが、秋と冬はどちらも人間関係に強くフォーカスした印象。ミステリとしても流石の一言。 ラパントラック"らしい"映像表現もすばらしい。心象風景や不穏な空間の描写は強い印象がある。 小鳩くんや小佐内さんのキャラクター性も絶妙で、羊宮妃那さんの名演がバッチリハマっていた。
アカウント作成するとこの機能が使えます。