当時けいおんに激似という件であまり正当に評価されなかった記憶があるが、早期の日常系的な手触りの作品として完成度は非常に高い。ポストアポカリプスというのはマクロなもの(イデオロギーであったり国家であったり)が滅びたという意味でミクロな日常を焦点化でき、後に『少女終末旅行』が出る様に相性が良い。尤も本作は国家が消滅するまでは行っておらず、むしろ戦争の現実との対比で日常の儚い美しさを謳っていると言うべきか。 あとキャラソンの「ねがいごとキミと」が単純に曲として非常に良い。
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