全体としてストーリーは良かったかなーと思う。
紗希が自走する描写を各話で入れながら最終回にその理由からPBPという大目標に繋げる事で先の展開に期待感を持たせたりと、続きをコミックスで読みたくなるような作りになってる。
今まで新しい事への挑戦に消極的だった亜美が自分から雨天ライドをしたいと言ったり佐伯さんに最初のころの自分を重ねて一緒に走ろうと誘ったりするところも成長をしっかり描いていて良かった。
作画面に関してはまあラスト二話でも所々気になる部分があって、これはむしろわざとでは?と思う箇所もあったけど個人的には気にしなければ普通に見られる程度だった。好きな人には見過ごせないってのも分からなくはないけど。
3Dとの併用は将来的な削減・効率化になりそうだけどモデルやモーションのストックが溜まってノウハウが洗練されるまではむしろ作業量が増えそうだし、今はその途中なのかなー。
その辺りの制作的事情が頭の片隅にちらついてしまうのは残念かなと思うけど、個人的には好きな内容だったなと思いました。