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全体
普通
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
普通
音楽
良い

よくある姉妹間・親子間のいじめから権力者に見初められて幸せになるというストーリー。花嫁システムという人格無視の子作り最上位マシーンとして周りから歓待を受ける話なので、昨今の女性の自立を考えるとうーんといった気持ちになる。よく2026年にアニメ化したなぁ。
そもそも花嫁として求められる資質が高すぎる(周りからちやほやされても律することができる精神性と強者の弱みとして自身の肉体的価値を考慮した結果何もしなくてもいい(何もしてはないけない)という状態で精神を歪めずにいる能力、引きこもりできる才能)。恋愛の依存だけでなんとかなるのは子供のころまでやぞ。学校という家以外の強制的外界があるからマシに見えるだけで、大学卒業後の予後が悪すぎる。
異世界あるある貴族社会であれば女主人としての才(家を切り盛りする才能)を求められるが花嫁は健康で子を産むのみしか求められないのがぐろい。
そもそもあやかしという優生思想がある社会なので、まあまあ世界観が並の人間が見るにはしんどい。
妹も親の選民思想の被害者だし、婚約者はまともな家庭なのに、子を産む道具としか見てなかったから当人としての幸せを考え、本質的な愛ではなかったからこうなった感が強い。狐の家での出来事が、何故鬼の家で起こらないのかというと、ただの主人公補正でしかなく、誰の夢で、誰が幸せになるんだよという気持ちになる。
姉に妹を救う義理も義務もないのだが、妹は自我持ち始めたころから、親も彼氏も彼氏の実家も恵まれてなかった感があるため、祖父母が姉をかばうだけでなく、一種のネグレクト受けている妹も守ってやれなかったのか後悔が残る。

恋愛の話としては、元婚約者・想い人の流れは面白かったし、元婚約者と想い人の結婚周りも丁寧に書いてほしかった。



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