帝国側のトールハンマーの威力の凄さの説明が丁寧だった。
ラインハルトがキルヒアイスに対する言葉が命令じゃなくて、「味方艦隊に伝達してくれ」という柔らかい表現を使っているのが印象的。
ヤンがラインハルトを出し抜いて後ろをとったというところ、ラインハルトは悔しんだけど、どことなく嬉しそうなのが良い。
キルヒアイスもそれに気づいていて、「反転しますか?」→「冗談ではない」というやりとりもグッとくる。
ヤンの引き際も鮮やか。
とにかくキルヒアイスのアシストが優秀で、ラインハルトがいい男だ。
ヤンの方も謙虚で欲の無さが出ていて、それでいて飄々としてるところに格好良さが出ている。
友人ラップの死がまた強調され、婚約者のジェシカの戦死の知らせで電話を即切るところなど演出が非常に良い。
ストーリーはヤンに注目してみると話を追いやすいかもしれない。