FGO新規勢で2章やってる途中にこのアニメの存在を知って視聴
最初のチュートリアルのサーヴァント戦を省略して、アニメのためにちゃんと構成は考えてあった。
登場キャラクターの説明は丁寧にやってくれていて、特異点Fに飛ぶまでの主人公の個性とかもちゃんとわかりやすくアニメになっていた。
特に序盤はスマホゲームの方で死ぬほどやったリセマラでみた光景まんまといっても良いくらい良い出来のアニメになっている。
作画崩れも特になく、特にマシュの盾のデザインなど見所はしっかりあったように思う。
今作は劇中で説明があった通り、冬木の聖杯戦争の特異点で原作staynightの続編的な見方も出来るように作られているので、ゲームのFGOを知らなくても、Staynightファンならすんなり世界観に入れるのではないだろうか。
いつもならランサーで召喚されるはずのクーフーリンの兄貴がキャスターで召喚されているのが変更点として新鮮に映った。
アニメとしてはゲームでは省略された舞台背景や戦闘シーンの数々、話としてはいつも敵のキャスターが味方でいつも味方のセイバー(アーサー王)が敵という点も見所が多い。
途中マシュの宝具の解放がクーフーリンとの模擬戦ではなく、マスターとの絆での解放なのも良い変更点だった。
最後に登場するレフの黒幕感も声がつき、所長の絶命の瞬間などアニメに魅入った。
(好みがわかれるだろうが、ゲーム版の目が丸くなるレフの狂気の表情が好きなので違うのは気になった…)
FGO自体がfateシリーズのマルチバース形式、すなわち色んなfate作品にアクセスして事件を解決する作品なので沢山のキャラが出せるソシャゲや単発アニメにするには丁度いい作品なのかもしれない。