シリーズ構成・脚本が単名であるが故の緩急自在で絶妙なコントロール。
喜怒哀楽のバランスが素晴らしい。様々な要素がハイテンポに詰め込まれていて、やもすれば過多となったり没入を妨げられたりもしそうなところを非常に巧く、丁寧に、しかし勢いは失わず、大いに泣けて、笑えて、楽しめて、そして前を向ける、という奇跡のような作品でした。
構成・脚本のSATZ花田十輝さん、監督のマッドハウスいしづかあつこさん、背景美術の株式会社草薙、役者では、高橋めぐみ役ぷろだくしょんバオバブ金元寿子さんと藤堂吟役大沢事務所能登麻美子さん、らが特に好ましかった。
勿論メインキャストの4人もそれぞれ非常に巧かったと思います。
STAGE5.12.13では、涙が溢れて止まりませんでした。