原作の再現度、否、昇華率が極めて高度。
漫画を原作とするTVアニメーションとしては、最高峰の出来栄え。
原作使用量と2クールという尺のバランスがとても良かった、余らずとも足りずとも云えぬ、程の良さ。
芝居、メインの種さんと竹内さんは勿論のこと、シグマ・セブン安元さんとピアレスガーベラ石田さんが特に好ましかった。17歳の母親役オフィスアネモネきっこさんもさすがの技巧。
原作漫画とアニメーションが別物となってしまう事も多いのに、此処まで歩み寄って、並び立つのは珍しい。どちらを先に摂取したとしても、薄れないんじゃなかろうか。
いつの日か原作が貯まったら、『学院編』もアニメ化されればな、と。