今回、一言でまとめるなら「納得がいかない」回。
お題「新メニュー開発」に対してあんなに大きくて手の込んだものは量産もできないし売上見込も…という実用性の観点はまぁ割り切ることにして、問題はエルザが「思い出の味の再現」というアプローチを取ったこと。これはどう考えてもオリジナルのアイデアではなく模倣・パクリの類なのでふさわしくないし、情で勝者を決めてしまう大人サイドにも問題がある。
去年の今頃・初期のアイカツスターズでは時折こういう理不尽な大人が出てきたけれど、それはゆめちゃん達を成長させる鍵として・立ち向かっていく強さの引き金として機能していたように思う(決して見ていて気持ちいいものではなかったけれど)。でも今回はそうですらなく、あくまで「やっぱりエルザはパーフェクト!すごい!」みたいなところに落ち着かせるための要素に留まっていて、それは違うんじゃないかなぁと。
下調べをきちんとこなした上でオーディションに臨む姿勢は素直に「流石」「強い」と思うけれど、エルザの凄さを全面に押し出したいなら、そこから先はもっと別のアプローチで勝ってほしかった。