アバンの絵でそれよそれ!ってなりました。好きでした。ヴォロージャさん声が若いので絶対来るよねそれ(髭を剃ったら若い顔、でも剃ってから少し声に壮年入っている感じがしてそれも好きな感じでした)と思ってたら、もう片側にもひっくりかえす仕掛けがあって、面白かったです。まさかアンナさんウィッチじゃなかったとは、気づきませんでした。
アバンの絵、空の上を飛行機が飛びます。ルミナスウィッチーズの面々は眠っています。前話のタイトルは「夢色コントレイル」(コントレイルは飛行機雲)で前回とのつながりも感じられます。空を飛ぶことの意味の一つの解答にもなっていると思えました。それはずっと日が出ていて夜が明けないことです。そういえば、ジェットエンジンでなくても飛行機雲ってできるんでしょうか?どちらにしても軍事的には発見されるリスクが高まるので、基本的には平和な世界ならではの現象と言えるような気がします。シールドを色を変えたり、飛行機雲(魔力雲?)を出したりして演出に使うのは、航空ショーの演出に似ている気がします。軍事的には損に見える(雲は見えないのがいい)ことが、音楽隊の舞台でなら素敵なものに変わります。ルミナスウィッチーズのルミナスは、そういう意味でもすごく良いと思えました。
全体として、見えないもの見えるもの見え方の違いが面白かったです。ジニーが音楽隊のみんなと飛んで機械を通して声を届けられる、ナイトウィッチじゃなくても声が聞こえて、声を届けられる、それが素敵でした。
(歌うこと、の視点からみると)歌うことは特別なことです。仕事して(闘って)食べて眠って、そういう生活の中からどうにか空白をひねりだす必要があります。それはきっと、ずっと飛び続けている翼の、おだやかな風に乗ったわずかな休息のようなものでしょう。
そのほか思ったことをいろいろと取りとめなく。
ヴォロージャさんのピアノ、演奏するからには下手でいいなんてことはない(「いや、弾くからにはそういうわけにはいかないよ」)、という言葉が印象的でした。
モフィの不調が治ってよかったよかった、です。原因もなるほどでした。
モフィに向けられたアンナさんの自分が何者かすらわからないのね、という言葉がすごく残りました。
マリアの「午前4時は」、マナと普段と逆転していて面白かったです(マナといえば、最後のみんなが眠りこけた絵でひとり口が…好きですけど)。
次回予告 あの日々を忘れない、なぜかもう一度泣きそうになりました。アイラ、自分の歌に自信なさそうで、…うまく言葉になりません、早く次回を観たいです。