音圧が強すぎてつらかったです。この音圧が主流として続いてほしくなく、何か少しでも言い残しておきたいと思ったのでこの一文は入れます。
楽譜を捨てられないのわかる、とゴードンに共感しました。でも共感できないところもありました。ウタの歌声が素晴らしい理由です。ウタの歌声が素晴らしいとして、世界中の人々を幸せにできるから素晴らしいのではなくて、どのような結果が起ころうと(譬えそれで誰かが不幸になろうとも)その歌声は素晴らしいと思います。世界を滅ぼすとしてもその歌声は素晴らしい歌声だと思います。誰かを幸せにできるから歌声は素晴らしいのではなく、歌声が素晴らしいから、その素晴らしさにこそ幸せを感じると私は信じます。
作品に詳しくないので違っているかもしれませんが、それが海賊的自由なんじゃないかな、と思いました
シャンクスには、過去のあの時点でウタに本当のことを告げて、その歌声の善悪も全部含めて存在を肯定して、一味として連れていってあげてほしかったです。そうしたら、稀代の歌使いがその海賊団にいた、そんな世界もあったのではないかと想像しました。最後がつらすぎたとも言います。