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とても良い

朝起きて、何かわかった気がして、もう一回見たらめちゃくちゃ泣きました。
「忘れないでジニー。私はあなたの歌が好き」(グレイス)
 この言葉の意味は、その時ジニーに届いていません。ここまで画面に映る全ての照明の明かりが消えています。届かなくても照明器具のようにそこにあって、あるからいつか届くことがあると思えます。それでも、その時のジニーはその言葉を受け取ることができませんでした。
駅で、ラジオから聞こえたアイラのコメントは、歌ではなくても強い灯りのようで、ラジオは照明器具のようでした。
 残されたルミナスウィッチーズの面々は、サーニャの両親がサーニャに届くように弾いたピアノのように届かなくても届くように強く強く願って、曲作りを踊り作りを衣装作りを続行します。同じ強い照明が照らしています。あの灯りの下のように、使い魔が見えなくても居ることを私は知っています。この同じ強い灯りを掲げられなくても、エリーとアイラは二人でいます。他のルミナスウィッチーズの面々と同じ場所にいます。あの同じ強い灯りは(ヴォロージャの光は)一人の光ではなかったと思いました。ヴォロージャの曲は、ヴォロージャ一人ではなく、ヴォロージャとアンナが、そして疎開した街のみんながある誰かの大切な人に届くようにと願って届いた曲でした。遠く離れていても同じ暖かさが届くように、きっと願われて曲は鳴ります。
 とても良い、好きな話です。細かく好きなところもありました。そういえばメガネをかけていたのでシルヴィは目が悪いんでした。そしてマナは目が良かったのですね。アイラはミラーシャが沈む部隊の皆を奮い立たせようとする姿にほほえみます。おそらく彼女もまた、独り自分のウィッチとしての終わりを意識しています。次のリーダーになっていこうとするミラーシャの様子にきっとほほえみました。2回目見たら、「一番」という言葉について、いのりとジニーはかつて話し合ったことがあったんだろうなってなんとなく思いました。ジニーは異動のことを察していた気がします(グレイス隊長や、アイラやエリーの何気ないしぐさから。そうでないとグレイス隊長と面談した時の「私はやっぱり軍人にはなれないっていうか」はすぐに出てこない言葉な気がしました)。



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