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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
良い

能を大成させた世阿弥(幼名:鬼夜叉)の舞いとの向き合い方を描いた良作だった。
正直なところ舞いの描写については時代観にそぐわず微妙に思うところもあったり(増次郎との舞競べなど)、足利義満の庇護下に入ってから失速したように感じていたが終わってみると鬼夜叉が能に至るまでの過程は良かったと思う。
観世座のもとで人が舞う理由に疑問を抱き「よい」舞いを追求し、三条坊門御所で勝者と敗者の格差を知りあまねく全ての人が舞えるような世界を作りたいと願うようになり(ワールドイズダンシングというタイトルに繋がっていると思う)、青年期に能という形で表現する。同時代には犬王など演技力の優れた役者もいたが、彼らと違って後世にまで舞いを残そうとした点が鬼夜叉の凄いところだと思う。視野が広い。



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