俺は感情移入してアニメを見るタイプじゃなくて傍観者として眺める立場なんだよね、とか思っていたんだけど……そんな自分が嘘だったのか?と感じるくらい、熱狂して見てしまった。やっぱり、目標に向かってひたむきに突き進む女の子は素晴らしいね……。
実はもう、自分にしては本っ当〜に珍しく、アニメで涙が出ちゃった。何年振りなんだ?ジャパンカップで己の幻を打ち破るシーンで感極まってしまった(ので、その後の流れをあんまり覚えてない)。というか、RTTTを踏まえた上で、有馬記念で覇王になるテイエムオペラオーを見た時点でもうヤバかった。その後も毎レースどうなるか最後まで分からないドキドキで毎回感情ぐちゃぐちゃにされる(リアル史実は全く知らない)。
RTTTで大活躍した子らがこの映画でもしっかり登場してくれるの嬉しい。アヤベさんすっかりモフモフ狂いになっててもはや別人すぎる。自分はアニメもゲームもほぼ履修せずRTTTとTwitterで流れてくる二次創作イラストしか見ていないが、「あ、あの子が出てる!」という楽しみ方もできて面白かった。デジたん目立ちすぎてて笑う。そうだよね、今回はポッケちゃんにスポットライトを当てたストーリーだったわけで、この子たちみんなも波瀾万丈な生涯を送っているんだよな……。
個人的には、アグネスタキオン周りで流れる狂ったBGMに脳を突かれた。あんな音を劇場で浴びる体験が出来たのも凄く良かった。
これだけ濃密で没入できる内容が詰まっていたので、もう1〜2時間くらい見たかった。特にジャパンカップからタキオン復帰あたりのエピソードはもっと見てみたかった!欲張りなのは分かっているが、ここだけが惜しい。
RTTTも含めてだが、本作はウマ娘というコンテンツ、ひいては競馬の歴史にハマるには十分すぎるほどのキッカケ作りになった。なんとなく気が向いて映画を見に行った俺、偉すぎる。ゲーム版シナリオやTVアニメとかも触れていきたくなったし、曲も既にいくらかかじっているところだが、もっと色々聴いてみたい。今はぱかチューブをチラッと覗いています。あと賭ける予定は今の所ないです。
ミラ子ちゃんさ、食べてないシーンなくない……?