小説のアニメ化ということで、だいたい70~80点くらいの出来栄えだと思っていた。
序盤は、このまったく駅伝に興味ないメンバーたちをやる気にさせて箱根まで描こうと思ったら、どこかで無理のあるストーリー展開をやって話を進めないといけなくなりそうだなあと思っていた。 おそらく、そのタイミングで「きっつ...」となって視聴中止してしまうんだろうなと。
しかし、2クールにわたってやっただけあって、とても自然に心情の変化を描けていたと思う。 作画も安定していて、ヒロインもかわいく、安心して見ていられた。
特に毎話の最後が続きを見たくなる描写になっていて、飽きることがなかった。
中盤を過ぎたあたりからは、完全に話に引き込まれていて、終盤は毎週涙を流しそうになりながら見ていた。
80~90点あげられる作品だと思う。