原作未読。
第1シーズンを経て、主人公・いのりが競技者としての「強者感」を確立していく過程を、着実に描き出したシーズンだった。
色々意見のあるスケーティングシーンだが、実際の中継では出せないような、ドローン視点のようなカメラワークや、多分割画面による他選手の滑走描写など、アニメならではの表現でよいとおもう。
ルールの解説もスケートをあまりしなら意味からすれば嬉しいし、
フィギュアスケートという競技の特性と「才能をどう導くか」という指導者側の視点が精密に編み込まれていて興味深い。
印象深かったのは、師弟が互いを精神的に救い合う関係性の深まりだ。(20話氷の湖)司コーチがいのりの言葉に救われるエピソードを経て、いのりが司に救われるだけではなく、司もいのりに救われるという関係性の深まりが心を打った(こういうのに弱い)
そして、終盤の4回転習得へ。注目を浴びる代償を理解した上で「わかっていてわざとやりました」と言い切るいのりの覚悟には、序盤からの積み重ねによる確かな成長があり、こういうのが見たくてスポ根物をみてるんだよという気持ちにさせられる。
物語は全日本ノービスへ。
最後に立ちはだかる絶対王者・光の「待ってたよ」という一言。
これ以上ない最高の引きにだが、つづきは劇場版。できればTVシリーズでやってほしかった。