原作未読。
これまであまり感じなかったが、本作の面白さというか、きちんと考えて作られている事がようやく見えてきた。
今回は、陽太の掘り下げ回で、そして陽太が誰を好きかが明らかになった。
前話までは、気まずさや繊細な感情の揺れを丁寧に描いていることは理解できても、それがそんなに気にすること?という感情が先に立ち、キャラへの興味が全く持てないでいた。しかし今まで行動原理が全く読めなかった陽太の行動原理がわかったことで、これまでのシーンの意味が理解でき、物語の解像度が上がった。
これにより、キャラクター同士の善意や応援の気持ちから取った行動が、結果として噛み合わず、誰かを応援する気持ちが別の誰かを傷つける、本人たちも自分の感情を整理し切れていない。というこの作品として描きたいテーマがよりリアリティを伴って立ち上がって来たと思う。
惜しむらくは、これを3話ぐらいまででやっておけばこの作品に関する印象はかなり変わったと言う事。
間に挟まるコメディ描写が受け付けないの&テンポを劇的に悪くしてしまっている。この事によりせっかく面白そうなのに、最後までそれらを我慢して視聴しなければならないと思うとゲンナリする。