原作未読。今回は久しぶりに純粋に面白かった。
ドライン病を治す方法について何話も引っ張るのかと思ったが、魔界大帝のお陰であっさり決着し、不死魔王アトーフェとの謁見から戦闘へとテンポよく進んだ。一体この世界には何人魔王がいるのか、作者いい加減にしてほしいとおもいつつも、戦闘は予定調和ではなく、どちらが勝つのか分からない緊張感があり、手に汗を握って楽しめた。
一方で、ここでも最後の決着にぺルギウスが便利に使われている印象は強い。
ただ、不死魔王との盟約などが台詞に出てきて現時点では意味の分からない要素もあり、単なるご都合主義と決めつけず、伏線として保留したい。
アトーフェの行動原理もよく分からないが、今回はそれ以上に戦闘そのものが面白かったので許容できた。
3話以降、作者都合で決められた結論へ話を運んでいるのではないかという不信感はまだ残っている。
それでも今回は、勝敗の分からない展開によって、その疑念を一時忘れて「次にどうなるのか」を純粋に楽しむことができた。
左手の義手については今回戦闘で使用している様子が描かれているものの、作者がこれのためにわざわざ左手を失わせたとは思えず、失った左手があっさり義手で解決したことへの納得はいまだに得られていない。