序盤の展開やパーツとしてのシーン作り、そしてやろうとしている方向性自体は自分好みの作品だったのだがそれ以上に気になる部分が多すぎてもったいないアニメだったと思う。
目が見えない冬月と、空野がどう向き合っていくかというゆびさきと恋々みたいなテイストなのかと思ったら、まずその目が見えない描写も中途半端で、みんなで道を歩いてるときに道中の意味わからない場所にチャリが止めてあってそこにぶつかったりしてて困惑。ちょっと絵で気になるのはそれ以外も結構あったけど細かくは割愛。
一番良くなかったのはこの作品におけるキャラクターが舞台装置過ぎるところ。居酒屋でそそのかされて電話越しにふざけたような告白する空野も、それをそそのかした友人二人も本当にあり得ないし、病気展開が後半差し込まれてただでさええ~となってるところの最終回でそのふざけたような告白を「嬉しかったからもう記憶喪失の振りして忘れてもらいます;;」じゃないのよ。その辺りのキャラクターの行動や言動が、そのキャラクターの実在性よりも「シナリオとしてこう持っていきたいからこういう感情にしよう」というように感じてしまうシーンが多くて、うまく視聴している感情がついていかなかったのが本音だ。ちょっと期待してただけに残念だったけど、部分部分の演出や展開に光るものはあったよね。
空野、最後に一言だけ言っとくけど喫煙所でタバコ吸ってる人に対してお前も喫煙所にいるのに副流煙で文句言うのはマジでおかしいからな。お前が文句を言うべきのは同クールにやってる別アニメだろ。