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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い

このアニメが、この作品が心底大好きだ。そう感じさせてくれるには十分すぎる1,2期だった。ラブコメとしてあらゆる面で至高すぎる。
2期は1期でできた土台をさらに発展させる形でシナリオ展開。ラブコメにおいては付き合うまでが見どころ、という言説はある種その通りだと共感する面はありつつこのアニメは谷と鈴木、山田と西、平と東という3組の”正反対な”カップリングを同時並行で群像劇的に描くことで”付き合ってからも”他の追随を許さない面白さを織りなしていたよね。
谷鈴木パートでは1期1話で爆速で付き合って以降の関係性の深掘りや尊さを2期は更に昇華させていて、受験という高校生ならば誰でも不安定になる時期との向き合い方を非常に丁寧に描いていたのが印象的だった。この2人のカップルが軸にあるからこそ、他のキャラクターたちも映えてくる。鈴代さんのアフレコが鈴木というキャラクターの魅力を一段上げてくれているようにも感じるね。
山田西は1期でお互いが面識ないところから気になり始め、親交を深め、そして遂に付き合うまでの一連を2期にかけてじっくりと味わうように楽しめたのが本当に良かった。リアルな高校生の甘酸っぱい恋愛ってこういう純真さにこそあるよなと。付き合う前も付き合った後も、お互いが色々考えすぎちゃった結果少し暴走しちゃう感じとか、めちゃくちゃ良いんだよな。この2人のエピソードでいうと22話の母親からのプレッシャーを感じたり山田にいつも選択を迫っていたと自覚する西が「自分で選択する、自分を納得させる」と決意するシーンが素晴らしかった。誰かとの出会いが自分を大きく変えてくれる可能性を感じさせる話で大好きだった。
そして平と東。この2人は2期に入るまではなんとなくいつメンの中でのあまりもの2人、みたいなテイストで描いていたけど、2期の最注目は間違いなくここの2人だったね。自分もいつのまにか東が1番好きなキャラになってしまったかもしれない…。この2人は表面上は捻くれものの陰キャの平、ノリが良くてギャルの東というまさに正反対な人物として見られるけど、実は2人とも過去のトラウマやバックグラウンドの陰を持っていて、どこか人も距離を取りがち。そういう意味では1番似た者同士のふたり。一緒にいる距離感の心地よさ、だからこそお互いの気持ちを察したいけど察しきれずみたいな絶妙さを終始完璧に描き切っていて毎回登場のたびに目が離せなかった。
総じてだけど、この作品はずっと”そこにある当たり前の日常、高校生活”を等身大で描き切ったのが本当に素晴らしかったよね。何気ないキャラクターたちの会話も、そこらへんで今も現実を生きている高校生たちも、(ここまでの充実度ではないにしても)かつての自分達もしてきたような青春だったよな、と感じられるからこそ共感性も高く、ずっと見ていたくなってしまうような世界。願わくばずっとこの世界の続きを見届けたいと思ってしまうような。
想い溢れて長文になってしまったが、とにかく自分はこのアニメが、この正反対な君と僕というラブコメがめちゃくちゃ好きだ。素晴らしいアニメを制作してくれた全ての方に感謝!



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