「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」視聴終了
評価A(面白い作品)
松田刑事「やっぱりこの町(米花町)はどうかしてるぜ」
このセリフに集約された映画でした。相変わらず犯人の目的に対してやることの規模が大きい。コナン映画はこうでないと。
コナンの話の中で「揺れる警視庁 1200万人の人質」が個人的に好きなんで、まさか松田刑事にまた触れてくれる話が来るなんて思ってなくて、映画の内容聞いた時からワクワクしてました。そして、あの事件の犯人のまさかの死亡という驚きから始まり、松田刑事に面影の似た高木刑事に死神を重ねる佐藤刑事、松田刑事と萩原刑事の絡みと、ちゃんと見たいものが満載でした。
そしてコナン映画ならではのアクションシーン。やっぱり決め場では「キミがいれば」が流れないと締まらない。キミがいればが流れたのはもしかして久々かな?やっぱりコナンといえばこの曲よ。これから毎回流してくれ。
なぜコナン君は巨大サッカーボールを持ってこいと指示したのか?(爆弾の正体が分からなかったのに)、プラーミャを追う組織はなぜ警察に相談せずこんな無理矢理な作戦に出たのか?、こいつらビル一棟爆破しかけて取り逃すとか無能すぎひん?みたいなツッコミどころは多々あるが、まあそこはご愛嬌。コナン映画は細かいことを気にするものではない。
ただ一つ言いたいこととして、思ったよりも規模が小さかったなというのはある。安室さんの首に爆弾が付けられたというこの映画最大の売りも、結局出オチ設定で終わり話にはそんな活かされなかったし、佐藤刑事と高木刑事のラブコメも薄かった(もうちょい高木刑事がボロボロになってほしかった。最後のベルトシーンで怪我してるのに気づくだけではちょっと弱い)。
とまあ、この映画で売りにしていた要素は松田刑事絡み以外は正直期待を超えてはこなかったが、やはり全体的に見て高クオリティの作品だった。来年も楽しみ。
あと、個人的に千葉刑事と三池ちゃんのカップルが好きなんで、この二人の絡みが見れたのが嬉しかった。