悪役令嬢要素は結局いらなかったな笑。まあ、これから活かされそうだが。
3話見た時は、ギャグ路線に見せかけて同性愛についてがっつり触れる作品で行くのか!?とワクワクしたが、思ってたより平凡な百合物語だった。
好きな人の幸せな姿を見るのが一番だから、女の私はクレア様の隣には最終的にはいられない、でもだからといって簡単には諦めきれない。好きになった瞬間から誰よりも遠くなってしまう。明るく振る舞うが、心ではちょっぴり辛い。そんな主人公の心理描写がすごく良くて、百合について結構繊細なストーリーでくるのかと途中までは思ってた。でも終わってみれば、「お前の気持ちはそんなもんでいいのか!?」と煽られて、その結果想いを伝えるというありきたりな結末だった。主人公の「近づきたいが近づけない」同性に対する愛情をもっと繊細に扱ってほしかったな。やがて君になるみたいに
あとは、主人公がクレア様に対して「諦めないで」とずっと言っていたが、その伏線が回収されなかったのはすごく残念。この先の話っぽいが、果たして2期はくるのか。
魔法要素や暗躍する組織の存在とかは話を整えるための舞台装置で正直全く面白くなかったので、その要素に尺を使ったのも不満点。魔法バトルそんなにいらない
2期がもし来るなら是非見たい作品ではある。