ここまでずっと泣きそうでとどまっていたけど、今回ついに決壊した。久々に号泣しちゃった。ここまで完璧なお膳立てをしてくれたから、パパとの再会は感動的になると分かっていたのに、それをさらに上回ってきた。
書かなければよかったと黒歴史に思っていた自分の作品に対し、「あんたが書いたあんたの漫画が、俺を幸せにした」と伝える奥村先輩。奥村君から、何よりも嫁と娘から好きだと言ってくれる気持ちを、大衆の意見にかき消されて心から信じることができなかった。たった一人を幸せにすることの大切さも知らずに、この作品を忘れようとしていた。それを後悔する先生に対して、メリアのコスプレをした娘から「私を産んでくれてありがとう」と言われる。もうこんなん泣くなと言われるほうが無理だわ。自分のことが大好きなものたちが、10年ごしにようやくその声を届けることができた。「産まれてきてくれてありがとう」。パーフェクトな土台作りからの、パーフェクトなんて言葉じゃ表せないくらいに着地。全員の想いが報われた最高のエピソードでした。
奥村先輩の「偽物じゃない」という言葉で、リリエル外伝を自分の作品だと気持ちが変わる先生の描写も素晴らしかった。「俺はただオタクなだけです」。こんなカッコいいオタクは、日本に今何人いるんだろうな…。
コスプレというテーマを活かしつつ、ここまで濃厚な話を描けるのか…。榎木さん、諏訪部さんのアフレコも極まっており、まさに神回という言葉にふさわしい回でした。