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全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

「超かぐや姫」視聴終了
評価A+(名作)

新時代のかぐや姫。まさにこのフレーズがぴったりなアニメだったなと。バーチャル空間でなら絵に描いた餅でも食べられると言わんばかりの、自由で、はちゃめちゃで、楽しい。最高のエンタメ作品でした。
竹藪ならぬゲーミング電柱で現世に舞い降りたかぐや姫。そんなかぐや姫とともに竹取物語のハッピーエンドを目指すという題材。天真爛漫なかぐやが現代社会で関係を深めていく、そんな作品だと序盤は思っていた。
ただ、ツキヨミの世界に入ってから雰囲気が一変。サマーウォーズのOzの世界を彷彿させる仮想空間が一気に広がり、一瞬で魅了されました。サマーウォーズやアクダマドライブでもそうだが、和風×バーチャルというのが本当に大好きだから、もうずっと楽しかったです。空飛ぶ魚、ヤグラを奪い合うハチャメチャバトル、そして圧巻のライブシーン。こういうライブが未来で実現したらと考えるとワクワクするね。そんなワクワクを綺麗な映像で描写してくれて、夢の世界に入っているかのような体験ができました。今回はネトフリで見たけど、これは映画館で見たほうがいいね。月の使者との戦いも、宝石の国を感じてすごく良かったです。

かぐやと彩葉の関係もすごく良かったね。かぐやの8000年の悲しい出来事までをすべて聞き届けようとする彩葉の気持ちがすごく尊かった。そして最後はハッピーエンドのその先を目指す。気持ちの良い締めですごく満足です。

話のテンポがかなり早く、みんなが超速で理解したり、間で魅せるシーンなんかは無かったのは玉に瑕。彩葉の話も何も分からなかったな。あと、すごく唸らされる展開や、重い心情表現(ここの重いは暗いという意味ではない)が無かったのが脚本面でもうあと一歩という感じではあったが、エンタメ作品として見たら相当良いものであった。人々の超速理解も、この作品に関してはテンポを阻害せずに良い方針だったのかもしれない。とにかく「楽しい」「ワクワク」「かわいい」「百合!!!」という感想が真っ先に出る、まっすぐに明るくパワフルな作品であった。

音楽、演出、作画、その他もろもろ含めてのアニメーションも、この作品の楽しさを高めてくれた。やはり今どきは、綺麗に描くことは当たり前で、そこにどれだけ個性、遊び心を加えることができるかが大事なんだなと感じた。ポップな絵柄でころころ変わる表情は非常に楽しく、キャラの可愛さを引き立てていてすごく良かったです。自分がニコ厨なこともあり、いろんなボカロのリミックスが流れたときも嬉しかったですね。2時間20分あるが飽きずに楽しめる。ジェットコースターに身を任せて非常に濃密な体験を過ごせました。アニメは楽しい。この感想につきます。



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