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全体
普通
映像
良い
キャラクター
普通
ストーリー
普通
音楽
とても良い

最初の2つのゲームまではかなり好きだった。ゲームの中身の説明不足を嘆いている人が多かったが、駄作がはびこっているデスゲーム系作品で、完全雰囲気重視でやってくれるのは結構評価していた。ゲームのルールや攻略法などを解説すると、その他有象無象と同じく絶対チンケになるから、ゲームや心理戦を楽しむのではなく、女の子の悲痛さを嗜む作品として、唯一無二の価値があると思っていた。普通の感性だったら、主催者を出したり、ルールを凝ったりしたくなるところを、それを一切やらない。この雰囲気と、死に直面した女の子の叫びや、むごい最期のみで勝負する。序盤のほうは相当惹きこまれる作品だった。間が多く、テンポが悪いことを指摘している人も多かったが、自分はそれすらも好きになるくらい、性癖に刺さりまくった。

ただ、さすがにキャラの心情については説明不足感は拭えなかった。回想シーンを多用していたが、これが何を意味しているのかがさっぱり分からなかった。後半になると、序盤で魅力に感じていた叫びシーンもほぼ無く、なんなら死亡シーンがカットされているから、ただただ意味深シーンを見せられておいてけぼりにされている感は正直あった。深く考えてみれば面白い作品なのかもしれないが、逆に言えば視聴者まかせの面白さすぎる。

というわけで、中身はどうでもいいからこの雰囲気を楽しもうと意気込んで見始めたが、さすがに限界があった。キャラのバックボーンがこんなに説明不足なら、変に死亡遊戯に意味を見出す展開にせず、ずっと1話のようなものをやっていたほうが良かったのではないかとも思ってきた。この異常な世界にいるだけで常人じゃないんだから、普通の人みたいに悩むのは不要だったかなと。



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