アントニオに乗っ取られていたオフィーリア。
自分の使命を全うするための行動が、オフィーリアを縛ってしまうというのは何とも複雑な気持ちになる。
オフィーリアもただアントニオに認めてもらえるような歌を歌いたかっただけで。
最後、もともとは自殺で一人きりの死体だったのが、アントニオと二つになっていて、悲しいけれど、添い遂げて、一緒に逝けてよかったのかなという気持ちにもなってしまった。
そしてまさかの垣谷がAI化していたという。
これもまた時代が進んだということの表れ。
しかしこれ裏で誰かが手ぐすね引いてそうね。
垣谷が入れ込んだプログラムによって消されてしまうDIVA。
空っぽになったVivyの代わりに、DIVAが上書きされてた、みたいな感じだったのかな。
人々の、AIたちの様々な感情を一身に受け、ただ一つの使命のためにステージへあがって歌を届けるDIVAがとても素敵だった。
心の奥底に引きこもっていたVivyは、DIVAが消えてしまったことで出ていかざるを得なくなり。
DIVAの想いをもってしても、まだVivyは歌えなさそうね。
Vivyが歌えるようになる日は来るのか、シンギュラリティ計画はどうなっていくのか…クライマックスは近い。