父はカツラメーカー勤務、母はスーパーのレジ打ちパートで、外食は月1回という経済状況なのに、身寄りのないせつなを引き受けるラブの両親は人格者。
せつなを楽しませようとちょっと無理してテンションを上げるラブや、困惑してるせつなをケーキコーナーに連れ出して「楽しんじゃいましょ」とフォローするラブ母が本当に優しい。
ラブ一家と一緒に楽しい時間を過ごして、小さな声で「いただきます」と言ったり、初めて笑ったり、「皆とおうちで夕御飯♪」と口ずさんだり、せつなが少しずつこちらの世界に馴染んでいく過程が良い。
ウエスターは仲間思いの熱い男。