子供が簡単に死ぬ時代。肺炎のフアナが苦しそうに兄を呼ぶ姿を見ると胸がキュウとなる。 マルコは良心に従って、トゥクマンへの汽車賃をフアナを医者に見せるために使う。何が大事なのか、自分でちゃんと決められるのは大切なこと。 往診に来た医者は最初はパブロんちの住所を聞いて断ったけど、お金をもらったとは言え貧民窟にわざわざ来て一晩看護してくれて、立派な人だと思う。 マルコがパブロには何も伝えず、一人でトゥクマンに行こうとしたのは、水くさいというかちょっとええカッコしい。
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