お年頃の娘さんは噂話や自分の容姿や異性のことばかりが気になる。
レイチェル夫人との一件があったのに、アンの癇癪持ちはそのままだった。
アンの癇癪持ちはマズイけど、フィリップス先生の粘着質な性格も相当マズイ。レイチェル夫人はその事をちゃんと指摘して、でもそれを子供の前では口に出さないようにして、アンの不登校宣言の件では子供の自主性を尊重する。彼女の株がグンと上がった。見事なバランス感覚。
コオロギを背中に這わされて怯える女児と、アンが怒ったままなのでスンと泣いちゃうダイアナ、マリラの胸で泣きながら「うん」と返事するアンが可愛かった。