カナダのプリンスエドワード島のグリーン・ゲイブルズに住むマシュウとマリラの兄妹は、孤児院から働き手の男の子を引き取ろうとしたが、手違いで空想好きな赤毛の女の子アンがやって来た。 始めはアンを孤児院へ戻そうとしたマリラたちだが、アンと話しをするうちに彼女を引き取ることを決める。 グリーン・ゲイブルズでの生活や、親友ダイアナや同級生ギルバートたちと過ごす学校生活の中で、失敗を繰り返しながらもアンは聡明な女性に成長していく。 成長したアンはクィーン学院を優秀な成績で卒業するが、マシュウの突然の死や老いたマリラのために大学進学をあきらめる。 ギルバートの計らいでアヴォンリーの学校教師になったアンは、長年反目しあってきたギルバートととうとう友人となるのだった。
世界名作劇場で1、2を争う名作。
原作にも忠実。
Netflixの実写版は当初このアニメ版に近い雰囲気を持ってて良かったのに、昨今の社会テーマを盛り込んだりしてしまって、…どうしてああなった。
自我が未成熟だった幼少期の頃に見た個人的原初のアニメ。
視聴理由は母が滅茶苦茶好きで自宅にVHSが全巻あったので刷り込まれるように見てたけど、今思えば主人公アン・シャーリーの独特なワードセンス(きらめきの湖)や感情豊かに喚き散らす様は平成生まれのオタクでも楽しく視聴できた。
世界名作劇場にありがちな胸糞シーンも少ないので、仮に結婚して女の子が生まれたなら緩やかな時間が流れる本作を勧めてドパガキにならないように見せたい一作。