ブローチ紛失事件。アンにもマリラにも共感して涙腺緩んでしまう。何処にでもありそうなある意味平凡なお話なのにこんなにも心揺さぶられるのは何故だろう…。原作それから高畑監督の偉大さを感じずにはおれない。
アンはピクニックに行きたいから、マリラを納得させるために盗ってないのに「盗った」と言ったのかなぁと思ったら、やっぱりそうだった。
でも、本当のことがなかなか明かされないから、途中で本当にアンが盗ったのかと思えてきて、そうだとしたら前回の興奮するマリラをポカンと眺めるアンの表情とか、「ピクニックに行かせないよ」と言うマリラにワナワナ震えて逆ギレしてギャン泣きするアンとか、子供ってこういう理不尽なところがあるのかな、アンにはサイコパスの気があるのかな、アンのことが好きで信用してたマリラが可哀想…と色々考えながら見てた。
この一件でマリラはアンのことがもっと好きになりましたとさ。
ボートが揺れた時にダイアナがアンにしがみつくとこが良い。
豚肉や野菜の煮物←ロマンチックじゃない
溺れかける←ロマンチック
アイスクリーム←崇高なるもの
「どんな家だってあの子のいるところでは退屈はありっこないってね。」
疑ったマリラとピクニック行きたさに罪を被った=偽証のアンとで痛み分け
なにげに夜の火(ろうそく)の後始末まで任されるという変化が
蝋管レコードにアイスクリームって、どんだけ豊かな集落なんだか
コンテがとみのさんだけど、本作かは知りませんが「宮さんに、みんな直されてた」ってどこかで聞いた記憶が