結末が分かっていても長い長い逃避行の末がこんなことになるのは辛い。我が子を失い、自分だけ生き延びてしまった徳子は気ぃ狂うんじゃないかと思ったけど、尼さんになって穏やかな顔をしていた。これが宗教の力。
後白河法皇は平家を許そうと考えてたとか言ってたけど本当?交渉を拒否して、とことん追い詰めたらどうなるか分かってたんじゃない?三種の神器まで道連れにするとは考えてなかったのかな。
法皇が徳子と会う新緑の風景が美しかった。
身分を隠してたくましく生き抜いた資盛が彼らしくて良かった。
櫻井孝宏の声で「驕れる者久しからず」と語られると、本当にそうだなぁとしみじみと感じてしまう。