牡丹灯籠。妖怪らんまの扱いはもう一捻り欲しかったかも。
夜の街を女の子達が裸足でペタペタ走るとこが良い。
玄馬と早雲の役立たずのろくでなしっぷりが可笑しかった。
あかねが水道水をゴクゴク飲むとこに時代を感じる。
おばあ様は結局正気に戻らず流鶯ではなく真鶴しか見てないし、都は流鶯を選び、千鶴は潤平に五代バレエスタジオから去るように言うし、思い通りにいかない現実の残酷さが良い。
潤平に強引にヴァリエーションに連れ戻されて、眉間ビキビキの綾子が可笑しかった。
海咲は以前は綾子にかなり期待されてたみたい。でも、華のある潤平が現れてポイ捨て。お〜怖。
原作は続いてるみたいだから、ちょっとブツッと終わってしまった感じ。
バレエ狂いのおばあ様の歪んだ育児方針が流鶯を捨てた真鶴にも表れてるし、都にさらっと酷いことを言う千鶴にも表れてると思う。
潤平と流鶯、都のバレエと恋愛、親に見捨てられたドロドロなどが白鳥の湖の関係性に収斂していってゾクゾクとする。
進路に悩む潤平。ちゃんと悩んでいるような、何も考えていないような…。
色んな小手先の揺さぶりをかけてくる海咲。ゴチャゴチャと理屈をこねてるけど、潤平にも流鶯にも敵わないことは自分が一番分かってるよね。
バレエやってる女の子のおでこ良いね。スジスジした体つきも良い。夏姫は他の子より肩の筋肉がボコッとしてるのかな。乳首は作画では表現されず。
潤平と夏姫がジャンプを合わせてキラキラ覚醒してるのがエモかった。
都の照れ顔、本渡楓の照れ声は素晴らしい。
海咲は何がしたいの?もっとバレエに集中せーよ。
光と影や天候の雰囲気でキャラクターの感情をしっかり表現してるとこが良い。絵コンテ・演出は古橋一浩。
夜中の道場で乱馬とあかね二人きりの時の落ち着いた感じ良いね。
八宝斎が死んだと思って大泣きするあかねを見て、素直な良い子だと思った。
家計が火の車なのに、かすみお姉ちゃんのマイペースぶりが可笑しい。
天道道場は門下生ゼロなのに誰も働いてる様子が無いから、23区内にあんな大きな家を持ってるぐらいだからまあまあの資産家だと思ってた。
天道家の困窮を知った乱馬は隠れてバイトでもしてるかと思ったらビラ配り。お気楽。バニーらんまの媚びへつらいがやり過ぎで面白かった。
小太刀が家事をちゃんとこなせて家庭的だったのがちょっと意外。
福耳君、良い奴だった。海咲も流鶯を母ネタで精神攻撃して来なかったし、この作品は悪い人は出て来ないのかな。みんな、良い奴ばかりだと、身体の作りの段階で限界が決まってる世界だから、何だかちょっと可哀想。
ピルエット勝負は、演技順を無視した拍手一人一回のガバガバルールだし、潤平側が勝っても特の得もない勝負じゃないかと思った。
今回、潤平の声、ガサついてなかった?関西弁のキャラクターの演技も酷くて辛かった。
キャラクターの細々とした動きが面白かった。
弱っちいヤング八宝斎をボコボコにする早雲達の陰湿さや、若き日の自分を客観視した八宝斎の苛立ちが可笑しい。
シャンプーが自分の曾祖母とろくでなしエロ妖怪の交際を応援しようとしてたのが不思議。
時々乙女な顔を見せるおばば。
豚として生きていく覚悟を決める良牙。相当心を病んどるね。
良牙の妄想の中の人妻あかねが新鮮で良い。Pちゃんを捨てようとする時の意地の悪い表情も良い。
妄想と現実がごっちゃになる良牙。ヤバい。
ムースの隠し武器の中に空飛ぶギロチン。
健康的な水着キャラが元気良く動く。
乱馬もあかねも互いにホレ薬で赤の他人に惚れるんじゃないかとハラハラ。ラブコメ。
なびきの水着がえらく攻めてる。
やっと潤平が目覚めた感じ?素質がある潤平が基礎を身につけたらコンテストで通用するようになるのかな。それとも、一流のバレエとコンテスト用のバレエは別物なのかな。
綾子はただの嫌な奴キャラなのか。それとも、一本筋があるキャラなのか。
上手い人と下手っぴの描き分けがされていて丁寧。
お化け退治時のあかねの私服が絶妙にダサい。普段の空手着でも良かったんじゃない?
お化けに怯えて乱馬にすがるあかねが可愛らしかった。
九能の剣撃で服が破れた時のらんまの悲鳴がエッチい。
佐助回のくせに丁寧な作画で、まあまあよく動く。内容は薄い。
九能家の使用人に対する扱いが酷い。夜尿は多分精神的なもの。
かすみお姉ちゃんの三つ指良いね。
潤平の本気が都や流鶯に影響を与える。でも、即興バレエバトルって観客にはウケてたけど、潤平のやりたいことと「バレエ」のスタイルは合わないんじゃない?と思ってると、審査員のおばちゃんも激おこ。流鶯の留学、ダメになっちゃう?可哀想。
バレエのあらすじに対する誰でも抱いちゃいそうなツッコミと解説が親切だった。
作画は荒かったけど、アホアホな卓球勝負は勢いがあって面白かった。
あかねはあっけらかんとしていて、本当少年みたいな性格。
男性ホルモン増強ドーピング蕎麦の副作用のヒゲが猫のヒゲというのは、ちょっと「カワイイ」方面に逃げちゃったかなと思った。
エロジジイが嫌がる女の子を追いかけ回すのはクレームが来るから、生身ではなく下着に執着させてるのかな。それでもヒドいけど。
八宝斎との追いかけっこや蛇女(向こうの偉人にこんな扱いをして良いの?)との戦闘シーンはよく動いてた。
美少女な作画。
身体の性と性自認と性的指向が混線した展開が面白い。でも、結局時代的に異性愛が普通で、同性愛は変態というとこに落ち着いてしまう。
脱いだら急にガタイが良くなるつばさ。
山田栄子の吐き捨てるような「ちんくしゃ」が良い。「ぶす」って使っちゃいけない単語なのかな。
露天風呂回だけど、サービスシーンはらんまが風呂に潜入しようとするとこと、背中を洗うとこくらいで控えめ。
秘伝書を奪うためと言いつつ、乱馬も玄馬も早雲もガッツリ覗いてる。
思春期の二人だけでの留守番。乱馬が手首の細さであかねが女の子であることを実感したりするとこが甘酸っぺえ。脚本は若き日の横手美智子。
プルタブ缶とかネジをくるくる回して閉める鍵が懐かしい。
かすみお姉ちゃんのお出かけ着。
勘違いコントは楽しい。良牙の知能が下がる一方で、周りに良いように利用されている。
お好み焼きを踏んだ行儀の悪い乱馬をちゃんとかすみが注意してるのが良い。
お好み焼きがお好み焼きに見えない作画。ソースが少ないせい?
相変わらず酷い玄馬の過去の悪行。
あかねが玄馬のはっきりしない態度にイライラするのが可笑しかった。
1話のオリジナルの出前娘は右京をいじくって作ったキャラクターだったのかな。
黒タイツの右京を見ても女だと気付かない乱馬。鈍い。
モータロンが遅くてドップラー効果の音が採れなくてテンション⤵⤵なシーナが失礼で可笑しかった。
町役場から乗り出すシーナが落ちないように支えるメタルク。芸が細かい。
今回は何かえらく力が入ってる感じ。原画に松原秀典や石田敦子。
肝心な時に根性無しの乱馬。
あかねがジュリエット役に憧れる理由や、乱馬をからかいながらも本心は…という心の機微がきっちり描かれてるとこが良かった。丁寧な仕事。
デタラメな出前注文や女日照りのお香で、相手を精神面から追い詰めて勝つ確率を上げるのも、武道の一部と言えるのかな。そう考えると、若い乱馬は情に流されて詰めが甘かった。
でも、女嫌香なんて使わなくても、八宝斎って女性からメチャクチャ嫌われてるんじゃない?
早雲と玄馬の弱った八宝斎への殺意が可笑しかった。
海外発注が多いためか、作画が時々ヤバくなる。