アバンタイトルの導入部分、強制捜査のこういう状況での所作や発言としてリアリティってどのくらいなんだろうか。
原作もあるし、アニメ化にあたって取材とかロケハンしてないはずは無いだろうしある程度リアルなんだろうけど、どうも入り込めなかった。
そういうのがメインの作品じゃないのかな。
例えばテレビでよく見る元検事の元議員のあの人とかの監修クレジットが1行入っていればなるほどこんな感じなのかとコロッと騙されるんだろうけど、どうも自分としてはリアリティを感じなくて入り込めなかった。
その点シン・ゴジラって嘘だとしてもリアリティが感じられて入り込めたなあというのを思い出した。
これって数話ごとにスカッとする水戸黄門的な勧善懲悪な展開があるのかな。それとも部下の敵をうつために巨悪とやらを延々と追い詰めていくのだろうか。
ニュースやら何やらで垣間見る政治や企業のほうが黒く感じちゃうような世の中になりつつあるので、フィクションの中で悪とか正義とか言われても、ほーんとしか思えないほど感覚が狂ってきているのかなと思っちゃった。