不覚にも泣いてしまいました。にしても”大人”というキーワードに対しての後半での回収といい物語の構成が毎話本当に上手い。
本当に良い話だった。味玉に楊枝を刺すお父さんの魔法が素敵で素敵で……。6話までは笠原さんも頑張ってって思わないことも無かったけど、7話で完全に切れた。
西村さんが学級委員になったり友達ができたりと彼女の周りを取り巻く環境が大きく変化したけど、なによりも彼女自身が積極的に他の子と関わるようになったことが嬉しい。
彼女は高田君が現れる前は一人で耐えてきたんだよなぁ。そんな彼女の心の強さとかっこよさが表れていてとても良かった。徐々に積極的になる彼女の成長も見れた。高田君の台詞が徐々に直接的になってるのは無意識のうちの表れかな?
おばあちゃんの前で素直に嬉しそうな西村さんの姿やイジワルを言うクラスメイトのいない2人だけの空間がとても心地よかったが、なによりも良かった点はいつもは受け身だった西村さんが終盤で能動的になった点です。自分から母親のことを話したり、自分が率先して手を引いて帰る姿は彼女の心情の一つの転換点のように感じました。
弟が弟なら姉も姉かってかんじのポジキャラで良かった。2人は習字にどんな文字を書いたのか気になる。そして、死神ちゃんの名前があかねなの可愛すぎ!
主人公の高田君のおかげでコメディに映ってるけど、元々はただのイジメなんだよねこれ。でも、オタクなら一度は妄想したことあるいじめられてる女の子を助けて独り占めしたいって欲をバチっと叶えてくれる神アニメです。まじで終始にやけが止まらなかった。