全三章のうち二章が一番高い評価になるのではないかと、最終章公開前に感じてしまったほどの映画体験だった。
知っているストーリーにもかかわらず、こんなにも終始、安心感を与えられず、感情をぐちゃぐちゃにされるとは。この体験が、当時自分がFate凄いって感じたところであり、Fateに求めてるものだったんだなぁと感じた。
絵のクオリティは期待値を軽く飛び越えてくれてますし、アクション、キャラクターの演技、心情表現の演出、どこをどう切り取っても最高としか言えません。
印象深かったのは、凛・アーチャーと桜・士郎が雨の中すれ違うシーン。
凛対桜、士郎対アーチャーの対比で、キャラクターそれぞれの想いがあるし、視聴者のメタ視点でも、
これまでのルートの可能性と決別して別の道を進むことがビジュアルでダイレクトに伝わってきた。
ついにライダーさんのリミット解除でめちゃくちゃカッコよかった。次回作ではもっと活躍するので楽しみ。
慎二は前回から引き続き深堀されていて、存在感のある本当にいいキャラクターになったなぁ。ところでなんで拉致された桜は制服着てたんでしょうね?
現在でもプレミア価格のPC版がさらに高騰するものと思われます。PC版復刻もあるか?