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良くない

酷い茶番とその決着、おまけにヤバいレベルの作画の危うさ…最終回のこのグダグダは酷評するなと言われても無理だね。
さらに本来は多分だけど、クーファが主人公なのだろうけど、その空気のような存在感だったり、だからといってヒロインのメリダが主人公然としているかと言えば中途半端だしで、終始立ち位置が不安定で、ブレが酷い。
メリダの出自に疑問を呈して、暗躍し陰謀を巡らす連中も正直その行動原理に説得力もなく、かなり「大きの世話」的な言動もあるし、加えてそこに矜持も無ければ一枚岩でもなくてハッキリ言って何がしたいの? 
単なる妬みでいびりたいだけレベル…あの仮面つけて集団で魔女狩り裁判もどきのシーンなんて要らんだろって感じだった。
とにかく終始、色んな意味で酷かったし、ラスト父親と良い感じに和解したメリダだけど、あれって一連の騒動と件は要らないだろ…親父が素直に事実を公表すれば良いだけの話で、娘を無駄に不安にさせて不幸にしていただけじゃんって感じたね。

原作ではマシなのかもしれないけど、限られた尺の中で表現して描き切る必要のあるアニメ化に於いての課題に際して、今作は明らかに失敗したんだと思うな。



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